こっそり環境を!
10月31日、第49回衆院選がある。
私も投票に行く。
19日に公示が行われて話題になっているのが、芸能人による投票への呼びかけ動画だ。
若者の投票率を上げる狙いがあるのかもしれない。
そんな世の中の動きを察知してか、各党とも若者に向けての政策がみられるようになっている。
私も若いころは政治に関心が持てなかった。選挙に行ったところで何も変わらないと感じていたのかもしれない。
やはり年を重ねるごとに政治への関心は強くなった。世の中で何が行われようとしているのか、何が行われているのかおぼろげながら分かるようになってきたからだろう。
子どもたちの勉強も同じである。
子どもたちも分かるようになってきたら、その勉強に少し興味を持てるようになるのではないだろうか。一様に「なぜ勉強しないんだ」と子どもたちを責めたところで、興味を持てないものには持てないのだ。それよりも「Youtubeのほうが楽しい」、「ゲームをやりたい」となるのは当然だろう。
ただ、だからと言って勉強をしなくていいという話ではない。
だから大人は、大人ができることをしよう。
勉強できる環境や機会はこっそり準備すること。こっそりがポイント。
その後、やるかどうかは本人次第。
あと大人ができることは見守ること、待つことである。
イギリスにこんな諺がある。
「You can take a horse to the water, but you can’t make him drink.」
(馬を水辺に連れていくことはできても、水を飲ませることはできない」
前述の若者の政治への興味も、関心を持つよう促すことはできても、投票するかどうかは本人次第である。
その点、人気芸能人が率先して投票を促す動画をアップしてくれたことは非常に喜ばしいことだろう。
さて、私は子どもたちの勉強への興味をどう芽生えさせるか、また考えていくとしよう。
西白井学習サポート教室
トワードアカデミー
鎌田雅大