「自ら」勉強!
来週の25、26日に中1、2の第3回定期テストがある。
この時期は、中3生の内申点を早めに出すため、中3と中1、2の定期テストの時期がずれる。
まだまだ「やらされてる感」のある中1、2だが、今回は中2生が一味違う。
先月の末、公立高校入試の当日点数と定期テストの平均(3年間)との相関関係を調べた。その結果、定期テストの平均点数が300点を境に、当日点数に大きく開きが出ていることが分かった。
定期テストの平均が300点以上の子は、高校入試当日の点数が定期テスト平均のおおよそ15%くらいの減少にとどまっている。400点以上であれば10%くらい。
例えば、定期テストの平均が350点の子であれば、
当日は、350点の15%、つまり350×15%=52.5点減少する。
よって、350-52.5=297.5
ところが、300点未満の子たちは、おおよそ30%減少する傾向があるのだ。
例えば、定期テスト平均が250点の子であれば、
当日は、250点の30%、つまり250×30%=75点減少する。
よって、250-75=175
この話を、中1、2に向けて資料を渡しながら説明したのだ。
すると、大きく目の色を変え、顔つきが変わってきたのが、中2生だった。
前日まで提出用のワークが終わらず、ただ終わらせるだけの勉強になっていた子たちの中には、ワーク2回目をやっている子もいる。
「やらされてる感」の勉強から「自ら」の勉強に代わったのだ。
行動が変われば結果が変わる、結果が変われば行動が変わる。
どちらも正しいとは思う。
ただ「自ら」危機感を感じ、行動を変えた子供たちに納得のいく結果をもたらせてあげたい。
そうすることによって、達成感や満足感が味わえ、大きな自信となるはずだから。
さて、私自身、子供たちにどんな手助けができるか、今一度行動を見直したいと思う。
西白井学習サポート教室
トワードアカデミー
鎌田雅大