西白井塾トワードアカデミーページ塾長ブログ_作文の楽しみ方

作文の楽しみ方!

今週月曜日の授業後、アシスタントと文章を書くことについて話をしていた。
「日記を書いているが、うまく書けない」
「文を書くのが苦手」
など、毎週のようにレポートを出している大学生でも文章を書くのが苦手と思っている子は多い。

まず文章を書く上で大切なことは、楽しいと思えるかどうか。
そして読み手がわかりやすいと思えるように書くこと。

トワードの小学部国語は、書くことを楽しむことから始める。
そして書くことに抵抗がなくなってから、表現の仕方を工夫していく。
書くことに慣れていないのにダメ出しをされると、そこで苦手意識が生まれる可能性があるからだ。

今回は日記などの日常を文章にするときのコツを1つ紹介したい。

日常の中の書きたいと思う1つの場面を想像する。
その情景が思い浮かんだら、一つ一つの行動を細かく書いていく。
(一つの文章を短くする)

次の文は、私が某高校の説明会から帰るときの話。


今日のお昼は、吉野家の牛丼にしようと決めていた。

店に入ると同時に、「いらっしゃいませ」と店員の声が聞こえる。

テーブルに座ろうとすると、「カウンターにどうぞ」と。

1人だったから、しょうがないかと思いながら注文。

牛丼大盛りと卵とお新香。
セットにできるらしく味噌汁もついてきた。

以前、吉野家の牛丼の食べ方をテレビで放映していたのがずっと気になっていたのだ。

ほどなくして、牛丼が到着。

まず、卵の黄身だけを肉の上にのせ、からませながら食べる。

まろやかで、上品な味になり、おいしい。

残り半分くらいになったところで、卵の白身にお新香と紅ショウガを入れる。
そして、混ぜる。

よく混ぜたら、どんぶりに移し、さらに混ぜる。

全体がよく混ざったところで一口。

ご飯に染みた牛丼のタレとお新香のうま味が絶妙。
それにお新香のシャキシャキとした食感。
和風リゾットのようだ。
途中、紅ショウガの辛味がアクセントになりくせになる。

牛丼一杯で、2度楽しめる食べ方だ。

1人で上機嫌になり、吉野家を後にした。



書いているときに、その時の感情が蘇ってくる。
この感覚はホームビデオを見直しているようなもの。
だから楽しかったときのことを思い出して書くと、もう一度その時の感情に浸れる。
ぜひ試してみてほしい。

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