人の振り見て我が振り直せ！

トワードの小学生の授業は、まずiPadを使って頭の体操を行う。
先日の授業のこと。
iPadが思うように動かない状態になった。
女の子がぽつりと
「らぐい」
と呟いた。
「？」
何と言ったのだろう？
聞き違いだろうか？
「今なんって言ったの？」
と聞いてみた。
「ラグい」
通信が安定せず、画面が固まってしまったり動きが遅くなったりすることのようだ。

「遅い」「重い」ではなく
「ラグい」と言うのだ。
そんなことも知らないの、という子供たちの視線が痛い。

ああ、もしかしたら子供たちが知らないことに対して、
私たち大人はこんな視線を送っているのだろうか、と怖くなった。
誰にでも知らないことはある。
ましてや子供だったら尚更だ。

ただ知らず知らずのうちに、そんな視線を向けていることがあるかもしれない。
これから、よりいっそう気をつけよう。

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