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ワーキングメモリとは

保護者面談スタート!

今週の月曜日から保護者面談をしている。
年2回面談期間を設けているが、この時期はほとんどの保護者の方が参加してくれる。
新しい環境に慣れているかどうか、また家での様子と塾での様子に違いがあるのか、
気になるところはたくさんあるのだろう。

今回は、「ワーキングメモリ」という言葉をひとつのキーワードとして面談している。
「ワーキングメモリ」とは、脳の働きでひとつである。

脳の黒板

と例えられるもので、
情報を一時的に保持して、それを使って考える働きのこと。

例えば、
冷蔵庫の中に「長ネギ」「ベーコン」「冷凍ご飯」があったとしたら、
それら食材の情報を保持して、それらを使って何を作るか考える。
これこそがワーキングメモリの働きである。

「ワーキングメモリ」には、言語領域と視空間領域の2つの領域に分かれていて、
細かく分けると、それぞれ記憶と思考の部分に分けられ、大きく4つの側面がある。

上記の例で、何度も冷蔵庫の中を確認してしまう場合、視空間領域の記憶の部分が弱い可能性がある。
また、冷蔵庫の中の食材は記憶しているが、それらを使って何を作るか考えられない場合、思考の部分が弱い可能性がある。
このようにワーキングメモリには個人差があり、得意な部分・不得意部分が存在する。

子供たちの学習においても「ワーキングメモリ」はとても重要な役割をしている。
そのため子供たちの得意な部分・不得意な部分を把握し、それに沿った支援をする必要がある。逆に言うと、この「ワーキングメモリ」の使い方がわからない場合、学校の勉強についていけない可能性があるということだ。

今回の面談は、この「ワーキングメモリ」が子供たちの学習にどれだけ関わりのあることなのか一緒に理解が深められるような内容にしている。

当アカデミーでは、このワーキングメモリを生かした支援を軸とした講座を夏に開講予定している。

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