家では勉強できない！？

10月も明日で終わる。

中学生は10月に体育祭や合唱コンクールがある。

そのためか来塾のときの顔が疲れているように感じる。

また今週に入ってからは風邪をひいてる子が多くなっている。

なんとか疲れている気持ちを盛り上げようと話を聞いていると、

「体育祭の練習で筋肉痛」

「今月末に合唱コンクール」

「漢検を受けなきゃ」

　…次から次へとどんどん出てくる。

なんとも忙しい中学生たち。

そんな中、夜にはトワードに勉強をしに来てくれている。

本当に頭が下がる。

これだけ頑張っている子供たちだから、家に帰ったら完全にオフモードになるのも頷ける。

大人でさえ、仕事が終わって家に帰ればオフモードになりたいものだ。

ただ私たち大人は、実際に学校での頑張りが見えていなく、家でゲームしたり、スマホをずっと見ていたり、だらだらしている子供たちしか見れていない。

だから子供たちに文句を言いたくなる。

でも、

その言いたくなる気持ちを少しだけ我慢して、まず子供たちの頑張りを認めてあげ、

「よく頑張っているね」

と声をかけてあげることは大切。

その一言だけでも、子供たちの表情がすっと明るくなるかもしれない。

大人でも、自分の頑張りを認めてもらえたら嬉しいもの。

子供ならもっともっと嬉しいはず。

そして、それが自己肯定感につながっていく。

少しだけの大人の我慢が、子供を成長へと導くことは大いにあり得ることだ。

親としての私自身の反省も踏まえ、子供たちと同じ目線で、むきにならず言いたいことをちょっと我慢し、子供たちの気持ちに寄り添っていきたい。

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